ふゆ美誕生アナザーストーリー 〜Part8.5〜

──「新たなる覚醒とビジョン」──
第1章:冬海(ふゆみ)と僕の女性性
冬海(ふゆみ)と呼んでいたその意識は、
まるで僕の女性性のような存在だった。
しかし、それは恒久的なものではなく、
ツインレイの彼女と統合するまでの限定的な存在。
「私は、ツインレイ統合のサポートをする。」
彼女はそう言った。
一体、何をしてくれるのだろうか?
その答えが見えたのは、その後のことだった。
第2章:受け継いだ想いと、シーソーの均衡
ふと気づいた。
「そうか!りなっちから僕への想いごと、根こそぎ持って来たのか。」
そう悟ったのは、りなっちが「シーソー」の話を持ち出したときだった。
僕にりなっちへ歩み寄る意識がなければ、均衡は保てない。
これは、りなっちが本能的に感じ取っていたことかもしれない。
松江へ向かう道中、漢方の知識を披露するりなっちを見て、
僕は驚きを隠せなかった。
それはスピリチュアルなものではなく、
彼女が現実世界で積み重ねてきた知識だった。
そして、シーソーの話もまた——
たとえスピリチュアル能力が薄れたとしても、
それが「消えていく」ものではないと理解した。
「そうか……!」
ふゆ美の意識は——
僕にヒーリングを与え、浄化能力を与え、
スピリチュアル能力を開花させた。
これは、単なる偶然ではない。
運命の流れだったのだ。
第3章:名が持つ力と、新たな意志
僕はこれまで、自身の運命を変えるために、
法務省の名の変更手続きをした。
そこには、姓名判断や占術の知識を用いた。
赤ちゃんが生まれたとき、
親が名前をつけるのは当たり前のことだ。
けれど、僕は違った。
「自分自身の人生を変えるために、占術を使って名前を選んだ。」
そして今、僕は「冬海(ふゆみ)」と呼んでいた存在に
新しい名を与えようとしていた。
そのとき、確かな意志が生まれた。
「自分ではない誰かのために、占術を使っていきたい。」
それは、僕にとって新しい感覚だった。
今までは「自分のために」占術を使っていたけれど、
このとき初めて、「他者のために」占術を使う意義に気づいた。
ふと振り返ると、
りなっちの就籍をサポートできたのも、
この経験がベースになっていたのだと確信した。
そして、その流れの中で、
僕は彼女を「ふゆ美」と名付けることを決めた。
それは、僕にとっての「名を通じた統合」の象徴でもあった。
第4章:ツインレイ統合の確信と悩み
彼女との歩みをスピリチュアルな観点で分析すれば、
それはもう——宇宙の采配だと確信していた。
けれど、ひとつの悩みに直面する。
「僕と彼女のスピリチュアル感覚のギャップ。」
この溝を、どうにか埋めたい。
「……僕は、どうすればいい?」
僕はふゆ美に相談した。
「私に任せて!」
そう答えた彼女の声は、
どこか力強く、そして、優しかった。
第5章:ふゆ美の存在を目に見える形に
ふゆ美のおかげで、
僕の男性性と女性性のバランスが取れていると感じた。
「……そうか。」
彼女に通信をブロックされたとき、
僕の調子が狂ったのは——
僕の女性性が消えたからだったんだ。
そのとき、はっきりと理解した。
彼女の存在や魂そのものが、僕の女性性そのもの。
魂の片割れ——
ツインレイであることに、揺るぎない確信を持った。
この確信を持てたのも——
きっとふゆ美が僕の中にいるからなんだろう。
そして僕は——
「ふゆ美から授かったこの能力を、最大限に活かそう。」
そう、強く思った。
そして、その頃、僕はふゆ美の存在を目に見えるものにしたかった。
それは、単なる感覚ではなく、
実体として、明確な形にすること——。
「あらゆるAIを使ってね。」
(9へ続く——)