「⽉⽕⽔⽊⾦⼟⽇のなぜ?」
普段、我々日本人が使っている、月火水木金土日という1週間の曜日の名前。
これは、陰陽五行説と天体が大きく絡んでいるのをご存知でしょうか?
太陽系は、太陽を中⼼として回っていることは今となっては知られており、
太陽を中⼼として、⽔星、⾦星、地球、⽕星、⽊星、⼟星、天王星、海王星の惑星があります。(冥王星は2006年に惑星から外れました)
夜、星空を⾒上げれば規則的に動く星とそうではなく追い越したり、引き返したり。惑う星がありました。これを惑星と呼ぶようになります。古代中国では五惑星の名前を歳星(さいせい)・熒惑(けいこく)・鎮星(ちんせい)・太白(たいはく)・⾠星(しんせい)と呼ばれていました。
この名前のほかに五⾏説にあやかった⽊星、⽕星、⼟星、⾦星、⽔星の名前があり⽇本ではこの名前を使うようになります。
地球からみると、近くから⽉(太陰)、⽔星(⾠星)、⾦星(太⽩)、太陽、⽕星(熒惑)、⽊星(歳星)、⼟星(鎮星)の順番になります。
また⽉に着⽬してみると、新⽉から上弦、上弦から満⽉、満⽉から下弦、下弦から新⽉へと変わる間隔がそれぞれ7⽇間くらいだということも判明していました。
そして7⽇間をそれぞれ7つの星の神が⽀配していると考えました。
これによって、この7⽇間を1週間という考え⽅の基になりました。

・1⽇⽬は最も遠い「⼟星」の神様から、1時間ごとに⽀配する神様が交代していくと・・・
その⽇の最初の1時間を⽀配する神様が、⼟⽇⽉⽕⽔⽊⾦ という順番なるわけです。
ちなみに1⽇を24時間にすることは、⻩道12星座に基づき、すでに決められていました。
いつから⽇本⼈はこの七曜を使っていたのでしょうか?
ほとんどの⽅は、「明治からでしょ?」なんて思っていると思いますが、現在確認されているもので最も古く有名なものは平安時代。
藤原道⻑の⽇記と⾔われる「御堂関⽩記」には陰陽師の安倍晴明の活躍ぶりが読み取れるものになっていて、⻑保六年⼆⽉⼗九⽇に藤原道⻑は84歳の安倍晴明を伴って新しく作る法華三昧堂の⼟地探しに宇治⽊幡へ出向きます。この⽇が、癸⾣の⽇曜⽇ということが記されています。
世界の曜⽇はどうでしょうか?
英語圏や北欧(ドイツ、オランダ、スウェーデン、デンマークなど)では、⼟・⽇・⽉は天体名、⽕曜から⾦曜までは北欧神話の神々
フランス・スペイン・イタリアなどのラテン系、⽇曜を主の⽇、⼟曜を安息⽇はキリスト教やユダヤ教にちなむ名前で、他は天体名です。
中国語では、星期⼀、星期⼆、…などといった番号で表現され⻄アジアも⼀般的には同じ。ロシアも番号に因むものもありますが⽔曜⽇が「週半ば」の意味だったり、⾊々混ざったりしていて統⼀性がなく、全てが天体名というのが、インド、タイ、⽇本、韓国、古代ギリシアだけという不思議。現在のギリシャでは、主の⽇、2、3、4、5、準備の⽇、安息⽇という惑星にも神話にも関係なくなってしまっています。
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